上司といっても上の上の上のそのまた上の人なのですが・・・。
そういう訳でプライベートゴルフで私なんかとプレイする事はまず無いのですが、部内コンペが有り、たまたま同じ組になりました。
普段はかなり厳しい方なので、ひどいミスやマナー違反だけはしないぞと心に決めてさほど眠れないままゴルフ場へ。
ところがプレイ中はかなりソフトな印象で、スイングやミスに対しては何も言いません。しかも始終にこやかで・・・。
ただマナーや細かいルール(グリーン上でのマークの手順など)に関しては親身に指導して頂きました。
結果その上司のスコアは72。パープレイでした。
目の前でパープレイは中々お目に掛かれないのでちょっと感動です。
その時のプレイの印象を箇条書きにすると以下のとおりです。
【ドライバーは220〜230y位?特に飛ぶ訳ではない。そのかわりミスはゼロ。】
【パターは超がつくほど絶好調。本人もこんなに入ることは滅多に無いと仰ってました】
【ウッドを多用。年齢からくる飛距離の問題か。ドライバーの飛距離を補うため?】
そんな事より興味を引いたのは以下の点です。
その1【得意距離を決めている】
その2【欲張らない】
さらに【得意距離を決めている】事と【欲張らない】は表裏一体。リンクしていました。
ゴルフはティーグラウンドからグリーンそしてカップまでボールを打つスポーツです。グリーンまで遠ければ長いクラブを持ち、近ければ短いクラブを持つ。グリーンやカップを目指して。
その方は違います。目指すところが
【2箇所ある】
のです。
1箇所は当然カップですが、もう1箇所はその手前100yです。
例えばグリーンまで200y。普通ならクリークやロングアイアンを持つところをピッチングで打ちます。
そしてきっちり目標の100y手前にボールを運びます。
その方にとって残り100yは距離も方向性もカンペキに打つ事が出来る距離なのです。
普通であれば200yというとグリーンオンを狙って方向性の怪しいクラブで打ちます。確かに上手くいけばそこから1オンですが、大抵うまくはいかずにグリーンを外してしまいます。
グリーンを外してしまい、左右の誤差を含め残り50yぐらいを打つとしても、100yを切るとヤード表示が無い等の要因もあり、距離もスインングも感覚的なものになってしまう為、ミスの可能性は高くなります。
【確実な100ヤード】を打つことがその方のスコアメイクに必要な事なのです。
距離が短い=ミスしない ではありません。
残り何yであれば自分が確実にボールをグリーンに運べる距離なのか。
その方は100yだったんです。
人により得意な距離の違いはあると思いますが、自分の得意な距離を探すのもスコアアップの近道かもしれません。
例え今、得意な距離が無かったとしても、漠然と色々なクラブを持って色々な距離を練習するより、ひとつのクラブを集中的に練習して距離や方向性を安定させて【得意な勝負距離】をつくるのも良いのではないでしょうか?
上達の近道です。オススメ。
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